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心をあげる

第4章 あなたが欲しい

めくるめく快感に

私は訳がわからなくなる…



「あぁぁっ!…リュカ…いっ…

ねぇ…リュカ…リュカなんでしょう?」



「…………………

泣いてるね…マイカ。」



リュカと同じ愛し方をするこの人を

私の中の女の部分は

リュカその人としか思えない。



でも研究者でもある私は

目の前にいるのが紛れもない

SINだって…頭では判断している。



わからない…わからないよ…

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