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お嬢様、執事にはお気をつけください

第10章 ソウシ②

リアは身体に力が入らなくなり崩れ落ちそうになったが、すかさずソウシが抱きとめた。

「大丈夫ですか?」
「ぁぁ…気持ちいい…はぁ…」
「潮吹きまで仕込みましたか…誰かに教えて込まれたのでしょうね。では本日は思う存分吹かせてさしあげましょう」

ソウシは椅子にリアを座らせた。

「少々お待ちくださいね」

そしてリアの前から姿を消したがすぐ戻って来た。
どこから持ってきたのか、手には縄が握られている。

「ソウシ…?」

戸惑うリアをよそに、ソウシは手早くリアを椅子ごと縛り上げる。

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