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お嬢様、執事にはお気をつけください

第7章 ライ②

「リーアちゃーん♪」

リアが振り返る。
廊下を歩いていたリアを呼んだのはライだった。

「ね、リアちゃん。この後時間大丈夫?」
「え、うん。特に予定はないけど」
「やった!じゃあさ、衣装部屋来てくれない?また新しい服買ったから着てみてほしいんだけど」
「えっ…」

衣装部屋、と聞いてリアは頬を染めた。
普段は朝ライが服を選んで部屋に準備しておいてくれるので、リアはあまり衣装部屋には入らない。
なので衣装部屋に入るのは、先日ライとした日以来初めてだ。
そのときした行為を思い出し、リアは何も言えずにただ頬を赤く染めていた。

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