お嬢様、執事にはお気をつけください
第8章 リオン②
コンコンッ
リアが部屋をノックすると、中からリオンが顔を出す。
リアから執事の部屋を訪ねることは滅多にないので、リオンは驚いた顔をする。
「あ?どうした?」
「あのね、20時からお父様とディナーが入ったの。車出してくれる?」
「わかった」
「よろしくね。じゃあ……あれ?」
リアがリオンの部屋のテーブルに目を向ける。
そこにはリアの父が昔使っていたビデオカメラがあった。
「わぁ懐かしい!これどうしたの?」
リアはそれを手に取って懐かしそうに眺めた。
「倉庫整理してたら出てきた。俺機械いじるの好きだからって旦那様に言ったらもらっていいって言われたから」
リアが部屋をノックすると、中からリオンが顔を出す。
リアから執事の部屋を訪ねることは滅多にないので、リオンは驚いた顔をする。
「あ?どうした?」
「あのね、20時からお父様とディナーが入ったの。車出してくれる?」
「わかった」
「よろしくね。じゃあ……あれ?」
リアがリオンの部屋のテーブルに目を向ける。
そこにはリアの父が昔使っていたビデオカメラがあった。
「わぁ懐かしい!これどうしたの?」
リアはそれを手に取って懐かしそうに眺めた。
「倉庫整理してたら出てきた。俺機械いじるの好きだからって旦那様に言ったらもらっていいって言われたから」