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お嬢様、執事にはお気をつけください

第8章 リオン②

「まだ使えるの?」
「ああ。壊れてはなさそうだから多分…」

リオンはリアの手にあるビデオカメラのスイッチを入れる。

「試しに使ってみるか?ディナー行くにしてもまだ早いだろ」

時計を見ると、まだ約束の時間まで3時間ほどある。

「そうだね。特にすることもないし」

リオンはそれを聞いてニヤリと笑った。

「決まりだな」

リオンはリアからビデオカメラを取り上げ、録画ボタンを押して机に置いた。
そしていきなりリアを横抱きにしてベッドに降ろす。

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