テキストサイズ

先生、駄目ですっ……

第1章 数学の補習

私が答えないと先生は首をかしげてえっちな粘液のついた指先を自分の鼻に近づけた。


「か、嗅いじゃ駄目ッ!!」

そんなのの匂いを嗅がれるなんて死んだ方がましなくらいに恥ずかしい。

慌てて先生の手を掴んで引っ張った。


「これはなんなんだ? 答えなさい」

「そ、れは…………私の……愛液です……」

死にたい……

先生は馬鹿にしたように口の端をあげて笑っていた。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ