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先生、駄目ですっ……

第13章 鬼の生活指導教員 3

「そうなんですかっ!?」

琴子はさっきまでのおどおど感が消え、ぱぁあっと晴れやかな笑顔を見せる。

よかったね、琴子。

琴子みたいに素直で真面目な子は他にいないからっ。


阿久津の奴、琴子のことまんざらでもないんじゃないの?

なんてそれはまだ早いけど。

でも感触は絶対悪くないよ、これ!!

それまで控え目だった琴子だったけど勢いもついたのかよく喋るようになった。

私がアドバイスしておいたさりげないボディタッチもちゃんとしてるし。

まあ、触る度に顔を赤らめてるからあんまりさりげなくはないんだけどさ。

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