テキストサイズ

先生、駄目ですっ……

第21章 あとがき

えっちな小説とはオナニーをしてもらうためにあるのだと私は常々思っています。

もちろん感動できたり共感できたり、美しかったりするのが悪いとは言いません。

いや、むしろ官能小説という蔑まれがちな分野の向上という意味では大変有意義なことだと思ってます。

しかしそれにばかり囚われて一番の目的であるえっちな気分になる、オナニーをしたくなるということが失われてしまったのでは意味がありません。

感動作や共鳴を受ける小説というのは他の分野でもあるのですから、官能小説は官能小説としての特長を活かしたものでなくてはならないと思ってます。

そしてえっちなものというのはどういうものかという1つの考え。
それは「妖しさ」なのではないかと思います。

最近はラブホテルもとても美しく、綺麗なものが多いように思います。
しかしあれはただ美しく、綺麗にすればいいものでもないらしいです。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ