I'll be with you.
第10章 大学生活
「お、俺?」
カナは自分を指さして苦笑い。
未来ちゃんは、ほら!と携帯をカナの顔の横に持って行ってカナとminaを比べた。
『……本当だ』
……カナにそっくり
「……俺と優、顔そっくりだってよく言われるしな」
『それはよく言われるよね。
だから、みんなは私達同い年で兄妹だから双子だと思ってるみたいだし……』
未来ちゃんは私とカナを交互に見たと思うと自分の鞄をゴソゴソ。
そして、未来ちゃんは何かを見付けると、机の上にドンっと置いた。
『優ちゃん、ちょっとメイク落として!!』
……スッピン晒すのかーーー!!