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I'll be with you.

第13章 本当の自分




その発言にざわざわと会場がザワついて、心君の片眉がピクンと動いた。



「あの司会者……ッ!!」

「コウ。落ち着けって」



光輝君をみんなで落ち着かせているうちに、心君から笑顔が消えていた。




「……何が言いたいんですか」



鋭い眼光で司会者を睨み付けると、司会者はフッと鼻で笑った。






「このお父さんは


あなたの本当のお父さんではありませんね…?」







……お父さんじゃ…ない……?



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