I'll be with you.
第13章 本当の自分
minaは心君と同じソファーに座わって、上品に足を揃えた。
『SHIN……
話してくれないかしら?』
minaはテレビだというのに、そんなのも気にせずプライベートの話を心君に投げ掛けた。
司会者が間に入るも、心君とminaはその司会者を完全に無視して話出した。
「今まで悪かったと思ってる。
俺はお前を利用したんだ……」
心君は苦しそうにminaを見つめると、すぐにminaが心君の頬をひっぱたいた。
『……ふふっ
ちゃんとわかってたわよ。
心の想いが私に向いてないことくらい……』
心君とminaしか知りえない
二人の時間が確かにあった……