テキストサイズ

I'll be with you.

第17章 2度目の恋

__________________________________
_______________________
_____________



小さくなっていく陽の背中



止むことのない雨の中でずっと陽を見ていた。







「……陽…好きだ」




もう見えなくなった背中




陽が消えて行った方向をただ呆然と見つめた。





「……ごめん」






やっと出逢えた人……





2度目の恋は儚く散った。






何もなくなった俺は




陽とは反対方向へと歩き出した





ストーリーメニュー

TOPTOPへ