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I'll be with you.

第17章 2度目の恋




冷たい雨に何時間も打たれ続けた俺の体は芯から冷えて震えが止まらない。



今、歩いてる場所が飲み屋街のせいもあってか、街は明るく人もポツポツと歩いているのが見えた。




「苦し……」




失恋の痛みなのか、病気の胸痛なのかすら



もう、わからねーや……



脈は普通だし、心拍数だって多分普通……



きっと、失恋だ……な…?



その瞬間、眼前暗黒感が俺を襲った。



俺はその場にしゃがみ込んだ



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