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I'll be with you.

第22章 役目

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「今日もカナは亜美のとこ?」


『うん…』


講義が終わった途端、そそくさと教室を出て行ったカナを目で追いながら光輝君が溜息をついた。




「……言っちゃ悪いけど、

亜美はカナに頼りすぎ。

カナだって甘やかしすぎ」




それは私も思ってたけど……



自分のせいで自殺未遂までされたら…



……考えただけでゾっする





『…亜美ちゃんはなんでカナなんだろ…』




カナに執着する理由は…



何……?





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