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I'll be with you.

第3章 心君のお仕事が見てみたい!

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「美味かったな」


『あんな高級料理食べたことない……』


「そんなことより……」


『「「凄すぎる……」」』



レストランを出て部屋に戻った私達は19時に仕事が終わる心君を部屋の中で待っていた。



「心にこの仕事めちゃくちゃ合ってるよな……」



私も実際に心君が仕事をしてるのを見て、


すごく心君の雰囲気に合ってるなって思う。



でも……



『本当にそうかな……?』



なにか足りない。




その時、部屋のチャイムが鳴った。




その音を聴いて、光輝君が扉を開けた。



「お疲れさーん」


「ウェイターって大変だな。

仕事お疲れ!」


「ありがとさーん」


腰に黒いエプロンをしたまま、部屋に入って来た心君はすぐに着替えて私が座っていたベッドにダイブした。



『お疲れ様』



私がそう言うと、心君は伏せていた顔を上げて優しく笑った。



「明日休みになった。

ついでに、明後日は元々休みだったから2連休」



『嘘!?

本当に!?』



心君とずっと一緒にいれるのは滅多にないことで……



私は正直嬉しくて仕方がないんですけど!




「やっと一緒に過ごせるな!」




心君は少年のように無邪気な笑顔で笑ってくるから……




完全にノックアウト




私は心君とは反対側のベッドにダイブして手足をバタバタしていると、カナと光輝君は私を見て苦笑いしていた。


でも、心君だけは
楽しそうだねー と、言っているかのような目で私を見ていた。




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