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I'll be with you.

第5章 プチ旅行







『光輝君?具合でも悪いの?』





優が俺を見て異変に気付いてくれる。





「は!?どこが具合悪そうなんだよ!?

どこ行こうか考えてただけなんだけど!?」






それだけのことなのに、単純な俺は飛び跳ねたいくらい嬉しくて






『……そっか!静かだからちょっと心配した!』






もっと優を好きになる。






「優…」






助手席から後ろを振り返るその笑顔







たまらなく愛おしい。







「バーカ!!」







『ハァ!?』







嘘。








好きだよ



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