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I'll be with you.

第6章 祭り

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『…し ん……っ』




噛み付くように私のを塞いだと思ったら、今度は優しく吸い付くように



これだけなのに、体はもう熱くなっていて頭がクラクラしてくる。



離れてはまた繋がれる唇にじれったささえも感じてしまう。



まだ一度しか身体を重ねていないのに、既に私の身体は心君の体温を覚えてしまっていた。





「どこまで綺麗になれば気が済むんだよ……」




なんの話……?



そう言いたくても乱れた呼吸では言葉は出なくて、心君の手が私の頬にそっと触れ、心君の方を向かせた。




「そんなに綺麗になられたら



……余裕ねーよ」




深い青の瞳にロックオンされた私。
昔から変わらない綺麗な瞳に吸い込まれそうになる。



大好きだった、目を細めて笑う優しい笑顔



でも今は……




『心君、最近すごく楽しそう……』


「……俺の話聞いてた?」


『笑って!』


「言葉が通じないとは、さすが優」



そして、顔をクシャっとして少年に戻ったかのような笑顔



その心から楽しそうに笑う無邪気な笑顔が



一番好き……




私、何度彼を好きになれば気が済むんだろ……

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