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ソウル・雨─AtoZ.

第1章 夢限な夜明け

 …しばらく、放心したようにユノは窓に顔を向けていた。
 「朝食べないと…体に悪いですよ」隣でチャンミンが促す。
 一瞬、ユノはチャンミンに目をやると、ベッド・ルームを出て行った。
 ─チャンミンは一度、雨の窓の外を見てから、ベッドから立ち上がった。



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