夜が明けても傍にいて。
第17章 合鍵
「莉菜ったら全然戻って来ないんだから…。
どこ行っちゃったんだろ。」
「課長も居なかったよな。」
---まずい…。
美穂と幸太の声だ。
美穂にコーヒー頼まれてたのにすっかり忘れてた。
課長…
激しいキスはお預けですね…。
しょんぼりしていると
「!!…んっ…。」
止める所か宣言通りの激しいキスをしてきた。
ねっとりと舌を絡める濃厚なキス。
立っているのもやっとだ…。
いくら私と課長のことを二人が知っているとはいえ、こんなところ見られたくない。
美穂と幸太の足音が近付いて来る…。
私は必死に目で課長に訴え課長の胸を精一杯押しているがびくともしない。
---課長…お願い、
もう、止めて…。
後数歩で給湯室の前だという所まで二人が来ると課長はようやく唇を離した。
自分の唇をキュッ、と自分の手で拭うと何とも言えない色気のある顔で給湯室を出て行った。
---ちょ、ちょっと!
今出て行ったら!!
「あ、課長お疲れ様です。」
「お疲れ。」
「課長…莉菜ちゃん、見ませんでした?」
---課長、うまくごまかして!
どこ行っちゃったんだろ。」
「課長も居なかったよな。」
---まずい…。
美穂と幸太の声だ。
美穂にコーヒー頼まれてたのにすっかり忘れてた。
課長…
激しいキスはお預けですね…。
しょんぼりしていると
「!!…んっ…。」
止める所か宣言通りの激しいキスをしてきた。
ねっとりと舌を絡める濃厚なキス。
立っているのもやっとだ…。
いくら私と課長のことを二人が知っているとはいえ、こんなところ見られたくない。
美穂と幸太の足音が近付いて来る…。
私は必死に目で課長に訴え課長の胸を精一杯押しているがびくともしない。
---課長…お願い、
もう、止めて…。
後数歩で給湯室の前だという所まで二人が来ると課長はようやく唇を離した。
自分の唇をキュッ、と自分の手で拭うと何とも言えない色気のある顔で給湯室を出て行った。
---ちょ、ちょっと!
今出て行ったら!!
「あ、課長お疲れ様です。」
「お疲れ。」
「課長…莉菜ちゃん、見ませんでした?」
---課長、うまくごまかして!