夜が明けても傍にいて。
第21章 危険な出張
私の顔は真っ赤っかだ。
卑猥な会話を続ける二人を無視して外の景色に目を向けた。
意外にこの二人は息ピッタリなんじゃないかと思ってしまう。
そんなこんなでも仕事はきっちりとこなし、
夕方までに3件の取材を終わらせてやっと今夜の宿泊先に到着した。
課長がフロントで受付を済ませると私と幸太に部屋の鍵を渡してくれた。
私はもちろんのこと、課長と幸太も別々の部屋なんだな…。
「じゃあ、夜の取材は7時からだから。
30分前にロビー集合で。」
「「はい。」」
私達は同じ階にある各自の部屋に入った。
まだ2時間以上あるからシャワー浴びようかな…。
そう思って着替えを出していると
“コンコン”
誰かがノックをした。
「はい…?」
「俺だ、開けろ。」
!!!
命令口調に躊躇することなく開けてしまった。
「何でしょう?」
「お前は他人行儀だな。」
「...だって…。」
「まだ時間あるんだからゆっくりさせろ。」
課長はそう言って私の許可なく中に入って来て、ベッドにドサッと横になってしまった。
卑猥な会話を続ける二人を無視して外の景色に目を向けた。
意外にこの二人は息ピッタリなんじゃないかと思ってしまう。
そんなこんなでも仕事はきっちりとこなし、
夕方までに3件の取材を終わらせてやっと今夜の宿泊先に到着した。
課長がフロントで受付を済ませると私と幸太に部屋の鍵を渡してくれた。
私はもちろんのこと、課長と幸太も別々の部屋なんだな…。
「じゃあ、夜の取材は7時からだから。
30分前にロビー集合で。」
「「はい。」」
私達は同じ階にある各自の部屋に入った。
まだ2時間以上あるからシャワー浴びようかな…。
そう思って着替えを出していると
“コンコン”
誰かがノックをした。
「はい…?」
「俺だ、開けろ。」
!!!
命令口調に躊躇することなく開けてしまった。
「何でしょう?」
「お前は他人行儀だな。」
「...だって…。」
「まだ時間あるんだからゆっくりさせろ。」
課長はそう言って私の許可なく中に入って来て、ベッドにドサッと横になってしまった。