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夜が明けても傍にいて。

第21章 危険な出張

「今日は……マジで嬉しい…。」


「…。」



「仕事だけど、

お前と一緒に居られて

こうしてお前を抱き締めることができて…

俺は幸せだ。









“チュッ”…。」



……




……。



!!!





い、今ほっぺにチュッって!!!



///////////////




「か、課長!何するんですか?!

どこがただの上司と部下なんですか!!」



「課長じゃない…。」


「…?」




「慎也って呼べ…。」


「だって…。」



「今だけでいい。

お前の口から聞きたいんだ。」



「…。」


「言わないと今度はここにキスするぞ。」


!!!



課長は私の唇に指で触れた。

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