夜が明けても傍にいて。
第21章 危険な出張
身体が熱い…。
けじめをつけたくて別れを告げたのに。
止めて、っていう言葉とはうらはらに
私の身体は彼を受け入れたくてうずうずしている。
「し、しん…。」
---慎也…。
名前を呼びたくて
だけど今は呼びたくなくて…
唇が静かに近付いてきた
その君---
“コンコン、コンコン”
「莉菜ー!俺だけど、居るー?」
唇が触れる寸前で私達は固まった。
「アイツ……絶対許さん。」
課長はそう言って私の上から降りた。
私はちょっと残念に思いながらベッドから降りて身なりを整えてからドアを開けた。
「莉菜、ごめんね?早速打ち込みしようと思って…」
入ってきた幸太が立ち止まって視線を向けた先には黒いオーラを漂わせながら椅子にドカッと座る課長が居た。
けじめをつけたくて別れを告げたのに。
止めて、っていう言葉とはうらはらに
私の身体は彼を受け入れたくてうずうずしている。
「し、しん…。」
---慎也…。
名前を呼びたくて
だけど今は呼びたくなくて…
唇が静かに近付いてきた
その君---
“コンコン、コンコン”
「莉菜ー!俺だけど、居るー?」
唇が触れる寸前で私達は固まった。
「アイツ……絶対許さん。」
課長はそう言って私の上から降りた。
私はちょっと残念に思いながらベッドから降りて身なりを整えてからドアを開けた。
「莉菜、ごめんね?早速打ち込みしようと思って…」
入ってきた幸太が立ち止まって視線を向けた先には黒いオーラを漂わせながら椅子にドカッと座る課長が居た。