夜が明けても傍にいて。
第23章 ただ…好きなだけ。
今日も4人でカツ丼を食べに来ていた。
「課長、何でいっつも付いて来るんスか?」
「好きだからに決まってんだろ。」
「そんなにカツ丼が好きなら一人で毎日通えばいいじゃないっスか?」
「バカヤロー。誰がカツ丼の話をした?
莉菜のことに決まってんだろ。
お前の方が邪魔なんだよ。
付いて来んなっ。」
…………………………………………。
美穂はこの手の会話には既に慣れたようで溜め息をつきながら呆れている。
私は依然として慣れずに課長の子どものようなセリフにも胸をきゅんきゅんさせていた。
「幸太、いい加減二人の邪魔するの止めよ?」
そう言ったのは、美穂だった。
「アンタがいくら頑張ったって莉菜が好きなのは課長サンなの。
莉菜の顔見なさいよ…。」
え…。
幸太も課長も一斉に私を見た。
「一々課長のセリフで頬を赤らめちゃってさ、
この会社でずっと同期やってるけど
この子、今までで一番可愛いのよ。」
美穂...そんな風に思ってくれてたの?
「だから、明日からランチは二人でどうぞ。
幸太は私が一緒に行ってあげる。」
課長が忙しくて行けない時は莉菜も一緒に行ってあげるからね、と美穂はニッコリ笑った。
「課長、何でいっつも付いて来るんスか?」
「好きだからに決まってんだろ。」
「そんなにカツ丼が好きなら一人で毎日通えばいいじゃないっスか?」
「バカヤロー。誰がカツ丼の話をした?
莉菜のことに決まってんだろ。
お前の方が邪魔なんだよ。
付いて来んなっ。」
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美穂はこの手の会話には既に慣れたようで溜め息をつきながら呆れている。
私は依然として慣れずに課長の子どものようなセリフにも胸をきゅんきゅんさせていた。
「幸太、いい加減二人の邪魔するの止めよ?」
そう言ったのは、美穂だった。
「アンタがいくら頑張ったって莉菜が好きなのは課長サンなの。
莉菜の顔見なさいよ…。」
え…。
幸太も課長も一斉に私を見た。
「一々課長のセリフで頬を赤らめちゃってさ、
この会社でずっと同期やってるけど
この子、今までで一番可愛いのよ。」
美穂...そんな風に思ってくれてたの?
「だから、明日からランチは二人でどうぞ。
幸太は私が一緒に行ってあげる。」
課長が忙しくて行けない時は莉菜も一緒に行ってあげるからね、と美穂はニッコリ笑った。