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夜が明けても傍にいて。

第23章 ただ…好きなだけ。

「でも、二人だけでなんて
課長…恥ずかしいでしょ?」


そう言ってチラッ、と課長の方を見た。



「なんで俺が恥ずかしがんなきゃいけないんだ?
堂々と行くだろ、堂々と。」



…………。



明日から益々課長と居る時間が増えそうだ。





だけど---


課長は家に来ようとはしない。


ランチはこうやって一緒に外でするのに
夜や休みに二人で会おうって言ってくれないし、


勿論、私から誘うことも、前みたいに電話することも無くなってしまった。



好き、とか


愛してる、とか


会社ではよく言ってくれるけど





これって---


どうなんだろう…。



普通、逆だよね。









私がはっきりしないから…?


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