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思わずタオルケットを引っ張って顔を隠した。


慎也は私を片手で抱き締めながら片手で頭をポンポン、と軽くリズムを刻み出した。


「莉菜？


俺は、ただ好きなだけでもいいよ？」



ん？…



私はひょこっと目だけ出した。



「好きでいてくれるだけで充分俺は、幸せ。」



「…。」



「莉菜の告白、一生忘れられないだろうな…。


ただ、好きなだけ、です…。


……………………ﾌｯ、


可愛いかったなぁ…。」



「もう、からかわないでよ！」




－－－はぁー…。


幸せ過ぎる。


胸がいっぱいで呼吸の仕方がわからなくなりそう…。




「莉菜、そろそろ帰るけど一緒に来るか？」


「...ううん…シーツ洗濯したいし…/////」


「...だな…。」


…………。


「やっぱり会うのは俺の家の方がいいな。

朝まで一緒に居られるし。」





－－－そういうことサラッと言わないでよ/////