夜が明けても傍にいて。
第25章 溺愛の症状。
「お父さん…聞いてる?」
「…なんか…聞こえたな…。」
---なんか聞こえた、って…。
「お父さん…。
彼ね、すっごく素敵な人なの。
私のことすごく大事にしてくれてる。」
「…。」
「仕事熱心だし、
まだ27才なのに、課長なんだよ!すごいでしょう?」
「…それは…すごいな…。
努力してるんだな…。」
やった!心に響いた?
「で?」
で?
で…
「彼が…結婚しようって…言ってくれてるの…。」
「…。」
「…。」
「…急すぎるだろ。
久し振りにりーちゃんの声が聞けたっていうのに嬉しさを噛み締めることもできずに…
お付き合いしてる人が居る、
結婚しようって言ってくれてる、って…
お父さん…軽くパニックだよ…。」
「…なんか…聞こえたな…。」
---なんか聞こえた、って…。
「お父さん…。
彼ね、すっごく素敵な人なの。
私のことすごく大事にしてくれてる。」
「…。」
「仕事熱心だし、
まだ27才なのに、課長なんだよ!すごいでしょう?」
「…それは…すごいな…。
努力してるんだな…。」
やった!心に響いた?
「で?」
で?
で…
「彼が…結婚しようって…言ってくれてるの…。」
「…。」
「…。」
「…急すぎるだろ。
久し振りにりーちゃんの声が聞けたっていうのに嬉しさを噛み締めることもできずに…
お付き合いしてる人が居る、
結婚しようって言ってくれてる、って…
お父さん…軽くパニックだよ…。」