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夜が明けても傍にいて。

第25章 溺愛の症状。

私がお父さんの所に行っている時、


お母さんは…。










「北崎さん?」


「はい…。」



「うちのお父さんね…本当にりーちゃんのことが大好きなの。


私よりも?っていうくらい。
ふふっ…。


いつかはお嫁に出さないと、私とお父さんが死んだらりーちゃん一人になっちゃうじゃない、


って散々お父さんに言い聞かせてきたけど


中々ね…?




あなたもりーちゃんとの間に子どもが出来たら
お父さんの気持ちをわかってもらえるかしら…。


あなたに冷たく当たっても悪く思わないでね?


りーちゃんを愛する者同士、気の合うとこだってきっとあるはずよ?」



そんな話を慎也にしていたなんて知らなかった。

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