夜が明けても傍にいて。
第5章 切ないオフィス
!!!
「光熱費の無駄遣いだ。仕事が終わったなら早く帰れ。」
--課長、いつからそこに...?
入り口に立っていた課長は自分のデスクへ向かう。
---話を聞かれた?
「莉菜ちゃん、これでOK!
助かったよ、ありがとう。」
お先に!っと言って幸太は私に気を遣って帰ってしまった。
課長は黙々と帰り支度をしている。
---課長...お願い、何か言って。
私も帰り支度をしながら課長の表情から気持ちを読み取ろうと必死だった。
「宮西。」
「は、はい!」
急に名前を呼ばれてビクッとする。
---期待した。
また今日も私の家に来てくれるかもって...。
だけど、あなたは
「ああいうのが好きなのか?」
---え?
「石田は確かに仕事は出来るし俺から見てもいい男だ。」
---何を言ってるの?
「大事にしてもらえよ。」
「光熱費の無駄遣いだ。仕事が終わったなら早く帰れ。」
--課長、いつからそこに...?
入り口に立っていた課長は自分のデスクへ向かう。
---話を聞かれた?
「莉菜ちゃん、これでOK!
助かったよ、ありがとう。」
お先に!っと言って幸太は私に気を遣って帰ってしまった。
課長は黙々と帰り支度をしている。
---課長...お願い、何か言って。
私も帰り支度をしながら課長の表情から気持ちを読み取ろうと必死だった。
「宮西。」
「は、はい!」
急に名前を呼ばれてビクッとする。
---期待した。
また今日も私の家に来てくれるかもって...。
だけど、あなたは
「ああいうのが好きなのか?」
---え?
「石田は確かに仕事は出来るし俺から見てもいい男だ。」
---何を言ってるの?
「大事にしてもらえよ。」