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夜が明けても傍にいて。

第7章 上司として?男として?

私達の方へ歩いてきた課長は
幸太の前に立って意外なことを言い出した。


「石田に任せたい仕事の話がある。
だから、飯、行くぞ。」




やっぱり今日は一人でカフェでも行こう。


「---幸太...またね?」


私が気を遣ってそう言うと



「お前も来て構わない。」



え?

---来て構わないって言った?




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私は幸太と課長の三人でおかめ食堂に来ていた。

幸太がここのカツ丼が好きで時々美穂と三人で来ている。


--まさか、この組み合わせでここに来るとは思わなかった。


私の隣に幸太が座り、課長は私達の向かいに座った。



「莉菜ちゃん、いつものでいい?」


「うん。」


「いつものってなんだ?」


「カツ丼です。ここに来ると俺らカツ丼以外食べないんです。」


「よく来るのか?」


「はい。」


「--そっか。」


「課長もカツ丼にします?」


「いや、俺は...
カツ定食にする。」

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