夜が明けても傍にいて。
第7章 上司として?男として?
いつもカツ丼を食べてるなんて課長に思われたら恥ずかしいな...。
注文を終えると課長は幸太に仕事の話を始めた。
その間私は、ここぞとばかりに課長の顔を見つめていた。
注文した品が来ると課長と幸太はがっつき始め、私は課長の食べる姿をチラチラ見ながらゆっくりと食べていた。
そんな私の姿を見た課長は私のどんぶりに箸を伸ばしカツを一つ摘まんで
「石田と二人で来て、いつも食べてるやつなんだろ?
その割には全然進まないな。」と言って
自分の口の中に入れた。
二人で来てるなんて
一言も言ってないのに。
課長と幸太は食べ終えると煙草を吸いだした。
私は美穂にメールを送るのに携帯をいじっていると急に着信画面に切り替わった。
「---春樹...?」
思わず呟いた元彼の名前に話し込んでいた二人が私を見る。
「莉菜ちゃん?」
幸太は春樹とは会ったことないけど名前は知っている。
隣から私の携帯を覗き込むと
「まだ...アイツと連絡取ってたの?」
と聞いてきた。
課長がそこにいるのに...。
注文を終えると課長は幸太に仕事の話を始めた。
その間私は、ここぞとばかりに課長の顔を見つめていた。
注文した品が来ると課長と幸太はがっつき始め、私は課長の食べる姿をチラチラ見ながらゆっくりと食べていた。
そんな私の姿を見た課長は私のどんぶりに箸を伸ばしカツを一つ摘まんで
「石田と二人で来て、いつも食べてるやつなんだろ?
その割には全然進まないな。」と言って
自分の口の中に入れた。
二人で来てるなんて
一言も言ってないのに。
課長と幸太は食べ終えると煙草を吸いだした。
私は美穂にメールを送るのに携帯をいじっていると急に着信画面に切り替わった。
「---春樹...?」
思わず呟いた元彼の名前に話し込んでいた二人が私を見る。
「莉菜ちゃん?」
幸太は春樹とは会ったことないけど名前は知っている。
隣から私の携帯を覗き込むと
「まだ...アイツと連絡取ってたの?」
と聞いてきた。
課長がそこにいるのに...。