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夜が明けても傍にいて。

第2章 出逢い

---今日の仕事が終わってしまった...。


「ほら、莉菜。
お化粧直しに行くよ?」


「うん...。」


仕方ない、覚悟を決めるか。



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--はぁ。
やっぱり来るんじゃなかった。


女子は私と美穂と、美穂の友人一人と、
香澄ちゃんの4人揃って行ったのに


男性メンバーはまさかの一人遅刻で
私は話す相手も居なくポツンとお酒を飲んでいた。


ちょっとみんな、今日は誰のための合コンよ?



「わぁー、すっごい筋肉ぅ。
香澄もそろそろ身体を引き締めたいと思ってたの。

ジムに通ってるの?
香澄も一緒に通いたいー。」


「香澄ちゃんはまだまだピチピチじゃん。
可愛いし、何もする必要無いでしょ?」


「えー、嘘ぉ、香澄全然自分に自信が無くってぇ。」






---アホかっ。


隣から聞こえてくる会話に突っ込みたい衝動に駆られながらも


3杯目のカシスオレンジと一緒に飲み干した。

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