夜が明けても傍にいて。
第7章 上司として?男として?
その日資料室で片付け物を終わらせオフィスに戻ろうと廊下を歩いていた。
喫煙室の前を通ろうとした時だった。
「莉菜ちゃんのこと...
宮西のこと、
どう思ってるんですか?」
!!!
突然聞こえてきた自分の名前と幸太の声にドキッとして立ち止まる。
「なんでそんなこと聞くんだ?」
!!!!!
相手が課長ということがわかって更にドキリとした。
---幸太...どうしてそんなこと課長に聞いてるの?
「俺は…鈍感な人間ではありません。
課長の宮西に対する態度が他の奴と違うってことぐらいわかります。」
「...そうか。
石田は本当に宮西のことが好きなんだな。」
「はい...好きです。
だからはっきり聞かせて下さい。
宮西に特別な態度をとるのは
上司としてですか?
それとも…
一人の男としてですか?」
喫煙室の前を通ろうとした時だった。
「莉菜ちゃんのこと...
宮西のこと、
どう思ってるんですか?」
!!!
突然聞こえてきた自分の名前と幸太の声にドキッとして立ち止まる。
「なんでそんなこと聞くんだ?」
!!!!!
相手が課長ということがわかって更にドキリとした。
---幸太...どうしてそんなこと課長に聞いてるの?
「俺は…鈍感な人間ではありません。
課長の宮西に対する態度が他の奴と違うってことぐらいわかります。」
「...そうか。
石田は本当に宮西のことが好きなんだな。」
「はい...好きです。
だからはっきり聞かせて下さい。
宮西に特別な態度をとるのは
上司としてですか?
それとも…
一人の男としてですか?」