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夜が明けても傍にいて。

第9章 上司vs同僚

「ねぇ、莉菜ちゃん?

課長とは…どんな関係?」



---どんな関係?

私が聞きたいよ…。


「もしかして…課長が異動してくる前から知ってたの?」


「--うん…。黙っててごめんね。
でも、本当に知り合って間もないの。」


知り合って直ぐにエッチしちゃった仲なの、なんて言えるわけが無いない。



「そっか。」


幸太は何だか寂しそうだった。



「美穂は知ってるの?」


「ううん。」

私は首を横に振った。


「知ったらショックだと思うな。
課長が異動してきた日に言ってくれたら良かったのに。

なんで…言ってくれなかったの?」



---それは…











その時、私達がここに居るなんて誰も知らないはずなのに


急にドアが開いた。


“ガチャ”










「お前ら本当に仲いいんだな。」



!!!

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