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夜が明けても傍にいて。

第9章 上司vs同僚

「いつもそうなのか?」


「え?」



「いつも石田は電話を掛けてきて…

好きだとか言ってんのか?」



---いつもじゃないけど、時々言われるのは事実だし。



「たまに…言われます。」




!!!!!




課長の両手が私の両頬を摘まんでいた。


「か、ちょう?」


「お前…石田のことが好きなんじゃないだろーな。」


「ち、ちがいます…。」



「…だったら…いい。」


そう言って頬を離してくれた。


外方を向く課長の顔はほんのり赤くて
私が見つめていると更に赤みを増していった。



「課長?顔真っ赤ですよ?」


「うるせー。」




---もしかして課長...


もしかすると…?






「課長…嫉妬してくれてますか?」

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