夜が明けても傍にいて。
第10章 彼氏?彼女?
あの後、春樹に
“夜、飲みに行かない?北崎さんのこともっと教えてあげようか?”
そう言われたけど…私の性格上聞けば聞く程
マイナスに考えるに決まってるから断った。
家に帰って時計を見ればまだ午後の3時で
今何してるんだろう、と課長を思うばかり。
昨夜、ちょっとだけ進展したように思えたのは
気のせいだったのだろうか?
携帯とにらめっこしていると幸太からメールが届いた。
“この間のお詫びに飯ご馳走する。
夜、行ける?”
---この間?
課長に色々言ってしまったことかな…?
別にいいのにな。
だけど、幸太は言い出したら行くまで誘うタイプだし
まあ、いいか。
そう思って“いいよ。”と返信をした。
---------
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「莉菜ちゃん、急に呼び出してごめんね?」
「全然いいよ。どうせ一人で暇だったから…。」
私達の会社は何店舗も居酒屋を運営していて利用する時に社員証を提示すれば割引になるのだ。
その何店舗もある中から幸太が私の家に一番近い所にしようって言ってくれてそこに来ていた。
“夜、飲みに行かない?北崎さんのこともっと教えてあげようか?”
そう言われたけど…私の性格上聞けば聞く程
マイナスに考えるに決まってるから断った。
家に帰って時計を見ればまだ午後の3時で
今何してるんだろう、と課長を思うばかり。
昨夜、ちょっとだけ進展したように思えたのは
気のせいだったのだろうか?
携帯とにらめっこしていると幸太からメールが届いた。
“この間のお詫びに飯ご馳走する。
夜、行ける?”
---この間?
課長に色々言ってしまったことかな…?
別にいいのにな。
だけど、幸太は言い出したら行くまで誘うタイプだし
まあ、いいか。
そう思って“いいよ。”と返信をした。
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「莉菜ちゃん、急に呼び出してごめんね?」
「全然いいよ。どうせ一人で暇だったから…。」
私達の会社は何店舗も居酒屋を運営していて利用する時に社員証を提示すれば割引になるのだ。
その何店舗もある中から幸太が私の家に一番近い所にしようって言ってくれてそこに来ていた。