夜が明けても傍にいて。
第10章 彼氏?彼女?
全てを話して幸太に嫌われたらどうしよう…。
軽蔑されたらどうしよう、って
そんな思いが頭を過ったけど真っ直ぐに気持ちを打ち明けてくれる幸太に私も正直に話すことを決めた。
「課長とは…合コンで知り合ったの…。
とは言っても課長は遅れて来たから参加してないんだけど…
みんなに黙って帰ろうとした私に突然送るよって…」
送ってもらったその日にしてしまったこと、
あっという間に好きになっていたこと
出会って2ヶ月後に私達の会社に異動してきたこと
課長のプライベートのことは何も知らないこと
春樹や愛花さんのこと、昨日までのことを一気に話した。
「............。」
幸太は黙り込んでしまった。
「びっくりさせてごめんね?
私のこと…軽蔑した?」
「...莉菜ちゃんに、軽蔑なんてするわけないよ。
だけど、そんな課長のどこがいいの?
前に付き合ってた奴といい、課長といい、莉菜ちゃんを不安にさせるような男の方を俺は軽蔑するよ。」
「幸太…ありがとう。なんかずっと一人で誰にも言えなくて悩んでたから聞いてもらえてすっきりした。」
「莉菜ちゃん、そんなに悩むくらいなら止めたらいいのに。
俺にしたらいいのに。」
---え?
「俺なら毎日好きって言ってあげるよ…?」
軽蔑されたらどうしよう、って
そんな思いが頭を過ったけど真っ直ぐに気持ちを打ち明けてくれる幸太に私も正直に話すことを決めた。
「課長とは…合コンで知り合ったの…。
とは言っても課長は遅れて来たから参加してないんだけど…
みんなに黙って帰ろうとした私に突然送るよって…」
送ってもらったその日にしてしまったこと、
あっという間に好きになっていたこと
出会って2ヶ月後に私達の会社に異動してきたこと
課長のプライベートのことは何も知らないこと
春樹や愛花さんのこと、昨日までのことを一気に話した。
「............。」
幸太は黙り込んでしまった。
「びっくりさせてごめんね?
私のこと…軽蔑した?」
「...莉菜ちゃんに、軽蔑なんてするわけないよ。
だけど、そんな課長のどこがいいの?
前に付き合ってた奴といい、課長といい、莉菜ちゃんを不安にさせるような男の方を俺は軽蔑するよ。」
「幸太…ありがとう。なんかずっと一人で誰にも言えなくて悩んでたから聞いてもらえてすっきりした。」
「莉菜ちゃん、そんなに悩むくらいなら止めたらいいのに。
俺にしたらいいのに。」
---え?
「俺なら毎日好きって言ってあげるよ…?」