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Love chance

第41章 孤独

ルナの腕を払い除け

「やっぱごめん。違うわ
んとに。どうかしてた。」


ルナが「何言ってるの?意味が
わからないわ!なんで?あたしぢゃ
駄目なの?もうすぐホールツアーも
始まるし、あなたにバックをやり遂げてもらわなきゃ意味がないのよ!」


綾人は、ギターを担ぎながら

「ホールツアーは、行く。
でも、前の様にルナを愛せない
俺、優柔不断でギターしか
出来ないからさ。でも、わかったんだよね。誰を何を優先するかって」



ルナは、首を傾げながら
綾人を見る


「あたしを1人にするの?また?」



綾人は、頭を下げて


「ごめん。俺。。」


マンションを出た。


何してんの
ねぇ
長い道路を走る

ツートンカラーの髪が揺れ
黒いマスクを剥ぎ取り
ポケットに入れ
時計を見ながら
携帯から
蘭子に電話した。


出ない。



ルイに電話をかける



ルイも出ない。


初めて出会ったあのライブハウスに
俺は、足を向けた。



まだ?間に合う?

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