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Love chance

第1章 始まりは、アイツのツートンカラー

雑踏を抜けて
大通りまで、オンブをしてくれた
ツートンカラーの悪魔の様な奴を
少し有難く思えた、、、そう
あの時まで

目の前の信号が青になる瞬間
両腕を離し
蘭子は、地面に放り出された

知らん顔で、手を上げ
タクシーを停める
ツートンカラーの悪魔


「いたぁーい!お尻痛い!
もー信じらんない!」

蘭子は、片手にある折れたヒールを
肩にぶつけた。


「おま!いてーな!人が優しく
してやったら調子のんぢゃねーし!」


ツートンカラーの悪魔が
蘭子の腕を掴み、タクシーに乗せ
1万を運転手に投げた。


「釣りいらねーから、こいつ
ちゃんと自宅まで送って。」


蘭子は、ギャーギャー大騒ぎしていた。


運転手は、苦笑いしながら
ドアを閉めて。雑踏へ消えた。


蘭子は、後ろの窓にしがみつき


「ばかー!ツートンカラーのバカ!」



彼は、タバコに火をつけて
手を振る。。

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