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ホラーな短編

第2章 心霊スポット

ジャジャジャジャ・・・・・・・



墓地が砂利道の為、辺りには砂利を踏む音が響く。






ジャジャジャジャ・・・・・・・





「なぁ、何かあるか?」




「いいや、特に何も無いな」




辺りを、懐中電灯で照らしながら進む俺達。





だけど、墓石が並んでいるだけで
特に変わった様子は無い。




「何だよ、今日もハズレかよ」





さっきまで「雰囲気があって怖ぇ」って
ビビッていたくせに・・・・・・





調子のいい亮太に、少し呆れる。





「おい、ちょっと見てみろ」



「「ん?」」



晃の懐中電灯が照らす先を見ると・・・



「井戸?」



ボロボロの井戸があった。





「アレだな」




「おい!晃!」




ズンズンと井戸に近づく晃。




俺達も慌てて、晃の元へと向かう。





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