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『好き』の重さ

第9章 再会、そして…

「駅まで送るなんて言うから…てっきり…」


「ははは!
真に受けてたの!?
まだ、2時間しか経ってないし…これからが大人の時間でしょう!?
二人の夜は此れからだよ!」


ドッキン!!
鼓動が高鳴る―


嬉しさが込み上げてきて満面の笑みで芝田さんの方を見たら…

目が合って…

優しい眼差しにまた、私の心臓が大きく跳ねた。


好き!

どうしようもなく…

言葉に出来なくいけど…

愛してる――



繋いだままの手を、ぎゅっと握り締めた



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