『好き』の重さ
第9章 再会、そして…
目が覚めた時、時計の針は夜中の0時を回っていた。
微睡みながら手を伸ばして芝田さんの温もりを探した…
!!!
広いベッドにひとり取り残されているのを感じて一気に目を開け身を起こした。
芝田さんは身支度を整えてソファーにもたれてスマホを弄っていた…
「…帰るの…?」
恐る恐る訊ねる…
「今夜は帰るよ!
かみさんからメールが入ってた。
子供の事で相談が有るらしい。
遅くなっても家に帰るよ」
「…そんな事嘘でしょ?
それにこの間は泊まったじゃない」
不安が募り強い口調になる…
「ゴメン…
ホント…帰らなきゃならないんだ…
かみさんにも返事しちゃったし…」
一夜を二人で過ごせると思っていた私は取り乱していた。
微睡みながら手を伸ばして芝田さんの温もりを探した…
!!!
広いベッドにひとり取り残されているのを感じて一気に目を開け身を起こした。
芝田さんは身支度を整えてソファーにもたれてスマホを弄っていた…
「…帰るの…?」
恐る恐る訊ねる…
「今夜は帰るよ!
かみさんからメールが入ってた。
子供の事で相談が有るらしい。
遅くなっても家に帰るよ」
「…そんな事嘘でしょ?
それにこの間は泊まったじゃない」
不安が募り強い口調になる…
「ゴメン…
ホント…帰らなきゃならないんだ…
かみさんにも返事しちゃったし…」
一夜を二人で過ごせると思っていた私は取り乱していた。