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『好き』の重さ

第11章 結婚

両親の前を私の手を取ってゆっくり歩くあなた。


溢れる涙を拭う余裕もない…


決して後悔なんかしない!

過去は振り返らない。


逞しいあなたの胸に飛び込んで泣きじゃくったあの日から…


私はあなただけだと確信したのだから――――


左手の薬指に光る輝きは…本物の愛の証し


心からあなたに着いていきたいと思うの…



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