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『好き』の重さ

第11章 結婚

窓から鮮やかなオレンジ色の夕焼けを観ながら、
背後からは雅人の責めが続く。


「あっ…あぁぁ…っ!
ん…!ま…さ…と…
好き…大好きよ…
あぁっ!

しあわせ…まさ…と…」


景色に視線を釘付けにされ、体はあなたを感じながら意識が遠退いていく…


窓に着いた手のひらは力を失ない、私を支えているのは私の細くくびれた腰に回したあなたの両腕だけ。


奥を掻き回される動きが次第に速くなり、私の中は快感で満たされる…

さらに激しく突き上げられバランスを失ってしまった


「うっっ…凄いよ…
凄く…キツくなってる!
僕は…もう駄目だよ…
此のままイクよ…」


「…うん…来て…
私も…一緒よ…」


目の前で海に沈む夕陽を観ながら…


私たちは同時に果てた――――――――


"あなたの赤ちゃんが欲しいな…"



――――――――――…



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