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『好き』の重さ

第3章 浮気?本気?

長く甘い口付けが…
私の理性を奪っていった


「あ…っ!ゴメン…
黙って帰るつもりだった?送るよ」


私たちは慌てて離れた。


「いえ…ごめんなさい…
私こそ起こしちゃって…!それにベッドまで借りてしまって…
ゆっくり寝て下さい!
もう、ひとりで大丈夫だから」


熱い想いを必死に堪えてコートを羽織った。


「……君を…抱いてしまいたいと思う僕は……悪い男だな…っ」


部屋のドアを回しながら呟いた彼の言葉に…


私の心が…


崩れ落ちた―――――



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