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『好き』の重さ

第15章 好きの重さ

香織が佐伯さんとの事を泣きながら告白した


三日後には、ひとみの会社の会議が入っていた


僕は、佐伯さんと話し合うべく東京への出張を決めた。

別件の簡単な打ち合わせが有った為、東京営業所へ行く予定だった杉本と何とか交換して行く事が出来た。

出席の約束をしていたのだから、ひとみは突然の変更に戸惑っているに違いない。


また、余計な事を考えて悩んでいる彼女の姿が脳裏を横切る…


取り敢えず、佐伯室長代理と話し合わなければならない。

香織と子供の事をそして、今後の事を…


苦しさが胸を締め付けた



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