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『好き』の重さ

第16章 エンディング

時は過ぎ行き…

待ち合わせの時間が過ぎていく



私は、デスクでパソコンに向かっていた
でも…
キーボードを打つ手は止まったまま…


「どうした?星川さん。
具合が良くない様だし…
忙しく無い時ぐらい早く帰りなさい」

上司の声にハッとする


過ぎて行く時間…


芝田さんは本当に待って居るのだろうか…


もう、指定時間を30分過ぎていた


帰っただろうか…


私は、のろのろと帰り支度をする…


そして私は、歩いて15分はかかる道のりを、あの店に向かって歩き始めた



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