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『好き』の重さ

第16章 エンディング

「私の気持ちは全部知って るくせに…
やっぱり…意地悪だわ…」

私はやっとそれだけを言って泣き崩れた


その日は、殆んど食べず飲まずのまま店を出た


胸がいっぱいで何もいらなかった。



大好きな人と付き合い

いえ…
愛する人と結ばれる幸せを私達は初めて知った



でも、世間の風当たりは
冷たいもので、周りの人達は、私が家庭を壊したのだと噂した


課長からも嫌がらせを受けた


でも…
元カレ修の「幸せになれよ」の一言と芝田さんの愛が私を支えてくれた


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