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『好き』の重さ

第16章 エンディング

激しい行為の後
少しの時間をソファーに凭れてモーニングコーヒーを楽しむ


最初は淡白だと思った雅人のセックスも今では、身も心も溶かされる程激しくなった


「雅人ったら激しいんだから…」


「ひとみの事を悦ばせたいからね!
それに僕より君の方が激しいじゃないか!」


「違うわよ…雅人が…」


「ひとみが全身で愛してくれているのを最初に感じたのは…体を合わせた時だったよ!
セックスって、本当に愛情表現なんだなって思ったよ!」


「愛が無かったら…心までは満たされないものね…」

雅人を忘れようとして課長と体を合わせた時に感じた虚しさ…
今でも後悔している


その度に雅人を思い、苦しかった


だからこそ、この幸せを噛み締める




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