
『好き』の重さ
第3章 浮気?本気?
仕事が終わりスマホを覗くと、二件の着信があった。
修と……芝田さんからだった!
ドキドキと胸が高鳴り始めた!
真っ先に芝田さんに電話を掛けた。
「星川です。電話下さってましたよね!? 気が付きませんでした」
何言ってんだか私…
気付かないようにしていたくせに!
『今朝はどうも!あれから大丈夫でしたか?』
「はい。大丈夫でした!
なんか…迷惑を掛けてしまって…ごめんなさい」
『はははっ、なら良かった!迷惑だなんて気にしないで下さい。
じゃあ!」
「待ってください!!まだ切らないで!」
こんな事務的な会話が最後になるなんて…絶対に嫌!
「あのね…、お礼させてください!!あんなに迷惑かけてしまったんですから!」
『本当に気にしないで!じゃあ』
「あのっ!食事でもご馳走させて下さい!!」
『…はい?』
「だから…もし良かったら食事でも…と思いまして……あぁ…ご迷惑ですよね!ご免なさい!!」
何を言ってるんだろう!私ってば…
『良いですよ』
えっ!?――――
否定されなかった…
何だか安心して緊張の糸が切れて…
涙が溢れた――――
修と……芝田さんからだった!
ドキドキと胸が高鳴り始めた!
真っ先に芝田さんに電話を掛けた。
「星川です。電話下さってましたよね!? 気が付きませんでした」
何言ってんだか私…
気付かないようにしていたくせに!
『今朝はどうも!あれから大丈夫でしたか?』
「はい。大丈夫でした!
なんか…迷惑を掛けてしまって…ごめんなさい」
『はははっ、なら良かった!迷惑だなんて気にしないで下さい。
じゃあ!」
「待ってください!!まだ切らないで!」
こんな事務的な会話が最後になるなんて…絶対に嫌!
「あのね…、お礼させてください!!あんなに迷惑かけてしまったんですから!」
『本当に気にしないで!じゃあ』
「あのっ!食事でもご馳走させて下さい!!」
『…はい?』
「だから…もし良かったら食事でも…と思いまして……あぁ…ご迷惑ですよね!ご免なさい!!」
何を言ってるんだろう!私ってば…
『良いですよ』
えっ!?――――
否定されなかった…
何だか安心して緊張の糸が切れて…
涙が溢れた――――
