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『好き』の重さ

第5章 ハプニング!

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気が付くと医務室のベッドの上にいた…


丁度お昼休みの時間。

1時間以上は眠ったようだった


昨日に続いて今日の失態!
気持ちが更に凹む…


もう…自分ではどうしたら良いかもわからなくなっていた。


コンコン!!


医務室のドアがノックされて課長が入って来た。


手にお弁当屋の袋を持っていた。


「無理させたかな!?責任を感じるよ…
いくら優秀な部下でも、君は女性だ。
すまなかった…
キツく叱ったしな…!

さあ、昼飯を食べたら少しは元気になれるかな!?」


ハニカミながらひとつを私に渡してくれた。


近くのお弁当屋の温かい幕の内弁当だった


「…有り難うございます…」

優しさに涙が溢れそうになり、急いで一口頬張る。


パクリ!――
「んっ…!おいひ〜いっ!!」

朝食も食べていなかったせいもあり、それはとても、とても美味しかった。


それよりも、課長の暖かさが心を優しく包んでくれていた――


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